グアテマラに3つある世界遺産のうちジャングルのど真ん中で古代マヤ文明の世界を体験できるティカル遺跡。サンライズツアーに参加したあと、早朝の遺跡公園をガイドさんと見て回っていた時のこと。なんともかわいい動物を発見しました!
日本語では「ハナグマ」というアライグマとたぬきの仲間のような動物で、ティカル遺跡にはたくさんいるそうです。早朝7時前くらい、太陽が完全に昇ったあと、朝霧の向こうから静かにやってきて、鼻先で地面を掘り返しては、朝食となる昆虫を探して食べていました!
ガイドさんは「ティカルのハナグマは人間に慣れている」と説明していましたが、2メートルくらいまで近づいても逃げることなく、カメラを向けても特に警戒することもなく、たまに動きを止めてじっとこちらを見たりしながら、また虫探しをはじめ・・・本当にかわいい!
ハナグマの最大の特徴は、なんといってもまっすぐ上に伸びた長い「しっぽ」です。縞模様がはいった尻尾は、歩いている時などにS字カーブを描いて立っていて、これまたとってもかわいいんです。単独ではなく、グループで行動するらしく、私が見つけたときはだいたい30匹くらいはいました。
ハナグマたちは、朝陽が差し込む早朝のティカル遺跡で、食べ物を探しながら、グループで少しずつ移動していきました。こうした見たことのない動物に出会えるのも、ジャングルのなかにあるティカル遺跡を早朝に訪れる魅力のひとつです。
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