ANTIGUA


石畳の街並みが美しい古都アンティグア

グアテマラの首都グアテマラシティから西南へシャトルバスで片道約一時間ほどのところにある世界遺産の街「アンティグア・グアテマラ」(通称アンティグア)。グアテマラ・サカテペケス県にあり、日本で言うと、ちょうど京都のような歴史的文化財が豊富な古都です。


アンティグアは、もともとスペイン植民地時代に首都として機能していた街で、16世紀から18世紀にかけて繁栄を極めました。グアテマラの中でも地理的に火山が多く、たびたび地震による被害を受けてきたアンティグアは1773年、非常に大きな地震に見舞われ、壊滅的な被害を受けました。


その後、慎重な検討の結果、1775年にアンティグアからグアテマラシティに首都が移されました。グアテマラシティでは近代的な街づくりが進んだ一方で、アンティグアでは中世の街並みがそのまま現在に保存されています。



アンティグアの世界遺産

アンティグアは1979年、UNESCO(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)に登録されました。いずれも1773年の大地震などによる崩壊と修復・再建が繰り返されています。


カプチナス教会・修道院(1736年建設)

アンティグア・グアテマラ大聖堂(正式名称はサン・ホセ・カテドラル。1541年建設)

ラ・メルセー教会(1751年建設)

サン・フランシスコ教会(1541年建設)

サント・ドミンゴ修道院跡

・エルマーノ・ペドロ病院(1663建設)


米ニューヨークタイムズ紙によるアンティグアの紹介ビデオ。街の魅力が美しい映像と人の表情とともに描かれています。アンティグアを訪れる前に必見!