TRAVEL PLAN


グアテマラの旅行プラン

2017年7月22日(土)~8月1日(火)にかけてのグアテマラ一人旅。旅のハイライトは中米最大級とされるマヤ文明の古代遺跡「ティカル遺跡」や、スペイン植民地時代のコロニアル文化が残る「アンティグア歴史地区」の散策など。普通の社会人の夏休み、10日ほどの短い旅なので、ローカルなところよりかはメジャーな観光地巡りが中心です。


時期的にも雨季にあたるので、日程には比較的余裕をもったプランニングを心がけましたが、実際のところ、旅行中に雨は降ったものの、特に日程の妨げにはなりませんでした。旅の安全と快適性には気を使いながら、行きたいと思ったところには足を運びました!



グアテマラ旅行の費用

11日間のグアテマラ旅行で、最終的にかかった費用は総額約18万円。そのうち、約半分の9万円は、ニューヨークからグアテマラへの国際線往復航空券47600円と国内線航空券約22500円を含めた交通費でした。日本からグアテマラに旅行される場合は、どこを経由するか、中米の周辺国に立ち寄るかなどによって、交通費が大きく変わってくると思います。


次に、ホテル宿泊にかかった費用は約5万3000円。中米に共通していえることですが、バックパッカー向けの安いホステルが充実しているので、探せば安く泊まれるところはたくさんあります。一方で、治安と安全には注意も必要ということで、今回は中級ホテルを中心に滞在しました。


最後に、食事にかかった総額は約1万6000円でした。ただし、食費は日本でもニューヨークでもどこにいてもかかりますし、現地の物価を考慮すると、グアテマラでの食費のほうが、結果的に安くあがった気がします!


旅行費用を抑えるには、ホテルをホステルにして宿泊費を安く抑えたり、アンティグアからティカルへの国内移動を国内線飛行機から長距離バスに替えたりすることで、大きな出費を減らすことが可能です。体調管理には十分注意が必要ですが、食事ももっと安い店を探せばさらに減らすことが可能です。



0日目:渡航前

まずはエクスペディアで航空券の手配をしてから旅の計画スタート!実はここが一番楽しかったりします。為替レートは、便宜上、1ドル=112円、1ケツァール=15円で計算しています。ドルは対円で安くなったり高くなったりますが、ケツァールはさほど変動がないように思います。しかし、数年前に比べると緩やかに円安ケツァール高が進んでいるようです。


・ユナイテッド航空の往復チケット(NYーグアテマラ直行便)(425ドル=47600円)

・ガイドブック「地球の歩き方・中米」Kindle版(1900円)

・ニューアーク国際空港リムジンバスの往復チケット(29ドル=3250円)


1日目:2017年7月22日(土)

午後に自宅を出発!空港ラウンジを使うのも旅行の楽しみだったりするので、今回は少し早めにニューアーク国際空港へ向かいました。この日は結局、飛行機で移動しただけで1日が終了です。海外旅行の初日はだいたいこんなもんです。ニューヨークからの場合、時差が一時間しかなく、移動が半日で済んだだけで、かなりありがたいかな。日本からだと直行便がないので、必ずどこかに経由しなければならず、空港への移動時間や、空港に着いてからの待ち時間、そして乗り換えにかかる時間も含めると、ほぼ1日かかってしまいますね…。


18:30 ニューヨークからグアテマラにむけて出発

21:30 グアテマラシティのアウロラ空港に到着

22:00    アウロラ空港から無料シャトルバスでホテルへ移動

22:30 Radisson Hotel And Suites Guatemala City泊(68ドル=7600円)


2日目:2017年7月23日(日)

朝はゆっくりして、午後一でグアテマラシティからアンティグアへバスで移動。バスはアウロラ空港の到着口のすぐ側から出ています。看板などはなく、わかりにくいので到着口を出る前のインフォメーションセンターで聞くか、出てから近くに泊まっているワゴン車かミニバンの近くにいる人に聞いてみるとよいと思います。タクシーもたくさん泊まっていますが、アンティグアまでだとそれなりに割高になってしまうので気をつけてください!


11:00    ホテルチェックアウト(朝食なし)

11:30    ホテルから無料バスでアウロラ空港へ

12:00    旅行会社のシャトルバスでアンティグアへ移動(片道12ドル=1350円)

14:00    カフェ・コンデサで昼食(76Q+25Q=1500円)

16:00    中央公園、時計台などを散策

18:00    マドレ・ティエラで夕食(1400円)

20:00    Hotel Posada de La Luna(55ドル=6160円)


3日目:2017年7月24日(月)

世界遺産の街アンティグアの風光明媚には驚きます!特にアンティグアのランドマークとなっている時計台(エル・アルコ)のある通りは、北側を覗けばラ・メルセー教会が、南側を覗けばアグア火山が背景に収まり、なんとも見事な配置。一番人気の観光地なのは知っていましたが、アーチ型の時計塔があんなにも美しいとは想像だにせず。早朝、夕暮れ、夜景など、時間帯によって表情が変化するので、ぜひいろんな時間に訪れることをオススメします!


06:00    早朝の旧市街、サンタ・エカテリーナ修道院の時計台(エル・アルコ)など観光

08:00    ホテルで朝食

10:00    レコレクシオン修道院(40Q=600円)

11:00    織物博物館(14Q=210円)

12:00    サンタ・テレサ教会(40Q=600円) 

13:00    カフェドーニャ・ルイーサでコーヒー休憩(24Q=360円)

14:00    サンタ・クララ修道院(40Q=600円)、公衆洗濯場 

15:00    カフェ・オペラでコーヒー(10Q=150円) 

16:00    カテドラル(1ドル=112円)

17:00    チョコ・ムゼオでチョコレート購入(45Q=675円)

18:00    カフェ・エスコバで夕食(218Q=3270円)

20:00    Uxlabil Antigua Hotel y Galería(44ドル=4930円)


4日目:2017年7月25日(火)

十字架の丘から臨むアンティグアの街並みは、まるでミニチュアの街を見ているようです。ラ・メルセー教会、カテドラル、サンタ・クララ修道院など、歩いて見て回ったカトリック教会を中心に、碁盤の目状に作られた街はなんとも可愛らしく、背景のアグア火山と合わせて完璧な風景を創り出しています。何時間でもぼーっと十字架の丘から眺めていたい気分になります。18世紀の地震で倒壊し、現在は博物館やホテル、会議場、イベントホールなどとしてリノベーションされたカサ・サン・ドミンゴは、トリップアドバイザーで「おすすめの博物館」の第一位に選ばれているだけあって、見所が満載です。


07:00    十字架の丘 

08:30    カルメン教会

11:00    ホテルチェックアウト

11:00    守護聖人サンティアゴの日フェスティバル

12:00    サンドミンゴ修道院跡(カサ・サン・ドミンゴ)(48Q=720円) 

13:00    Arrin Cuanで昼食(75Q=1125円)

14:00    翡翠博物館

14:30    サンフランシスコ教会(1ドル=112円) 

15:30    カサ・デ・ロス・ギガンテスで買い物(40Q=600円)

16:00    カフェ・バリスタでコーヒー休憩(20Q=300円) 

17:00    民芸品が一度にたくさん見られるニム・ポットで買い物(48Q=720円)

19:00    時計台にあるカフェ&レストラン「デル・アルコ」でコーヒー(27Q=405円)

20:00    Uxlabil Antigua Hotel y Galería(44ドル=4930円)


5日目:2017年7月26日(水)

アンティグアの街にある数々の教会の中でもひときわ美しいメルセー教会。大航海時代のスペインの繁栄ぶりが、教会の豪華な装飾に見て取れます。メルセー教会は修復が進んだ部分と、廃墟博物館として残っている部分と両方があります。中米最大級という中庭の噴水は見事です。二回に上がると、周辺の3つの火山も見えます。涼しい風も吹いていて、とても爽快です。サンティアゴ博物館は口コミ通り、特に見所はないのですが、歴史が好きな方は楽しめると思います。


10:00    メルセー教会(2ドル=224円)La Parada Cafe(13Q=195円)

11:00    La Casaca(13Q=195円)

12:00    サンティアゴ博物館(20Q=300円)

13:00    El Viejo Cafeで昼食(68Q=1020円) 

17:00    &Cafe(37Q=555円)

20:00    Uxlabil Antigua Hotel y Galería(44ドル=4930円)


6日目:2017年7月27日(木)

アンティグアの街からバスで少し足を伸ばして地方都市チチカステナンゴへ。街の中心に真っ白な大きい教会がある山あいの街です。毎週木曜日と日曜日に大きなマーケットがでますので、それに合わせたバスツアーがアンティグアからたくさん出ています。ツアーに参加すると往復に時間が結構かかり、滞在時間が数時間しかないのですが、チチカステナンゴに一泊したり、そこからさらに遠方の街へと足を伸ばす場合は、ゆっくりできていいかもしれません。帰り道、アンティグアへ入る時に大渋滞に引っかかりましたが、いつものことのようです。


07:00    チチカステナンゴ(バス20ドル=2240円)

13:00    昼食(35Q=525円)

14:00    チチカステナンゴ出発

18:00    アンティグア到着

19:00    アンティグアで大型市場エル・メルカディト 

20:00    Uxlabil Antigua Hotel y Galería(44ドル=4930円)


7日目:2017年7月28日(金)

チチカステナンゴが山あいの村だったのに対し、パナハッチェルは湖畔の街。こちらもぜひ訪れたい可愛らしい小さな街です。パナハッチェルでも、たくさんのツアーが出ています。たくさんの街を回りたい場合は、ツアーに参加すると、ガイド付きで伝統工芸・民芸の見学などもできるそうです。サンティアゴ・アティトランは湖畔の街のなかでももっとも大きい村です。パナハッチェルからボートに乗って向かいます。のんびりとしていて、とても素敵な村です。


05:00    パナハッチェル(バス往復20ドル=2240円、朝食26Q=390円、お土産50Q=750円)

10:00    サンティアゴ・アティトラン(ボート往復55Q=825円、現地ガイド20ドル=2240円、昼食35Q=525円)

20:00    レストランで郷土料理Chiles Rellences(93Q=1395円)

21:00    Uxlabil Antigua Hotel y Galería(44ドル=4930円)


8日目:2017年7月29日(土)

アンティグア最終日。世界遺産にもなっているかプチナス修道院跡は、アンティグアのハイライトにふさわしい廃墟博物館です。保存状態のよい半円形の修道女の寮跡が見所。庭園にもいろいろな花が咲いていて美しいです。今回のグアテマラ旅行のもうひとつの目玉である「ティカル遺跡」へと向かうため、ペテン州にあるフローレス国際空港(ムンド・マヤ空港)へと向かいます。飛行機のほかにバスでも移動が可能ですが、10時間近くかかるので、体力と時間に相談が必要です。


10:00    カプチナス修道院跡(40Q=600円)

13:00    ドーニャ・ルイーサで昼食(42Q=630円)

14:00    コロニアル美術館 

15:00    アンティグアからバスでアウロラ空港へ(11ドル=1232円)、昼食(36Q=540円)

19:30    グアテマラシティ空港発(100ドル=11200円)

20:30 フローレス空港着

21:30 フローレス泊 Casa Hunahpu, Santa Elena(37ドル+送迎5ドル=4700円)


9日目:2017年7月30日(日)

ティカル観光の拠点となるフローレスの街を出て、公共バスでティカル国立公園に移動します。この日は移動のみで終わってしまいますが、ティカルに泊まり、次の日早朝のサンライズツアーに備えます。ティカルは、本当に中米の巨大なジャングルのど真ん中に、マヤ文明の遺跡を抱える自然公園があります。チケットのタイプと購入が少しだけ複雑ですので、事前に確認し、フローレスで旅行会社のツアーに参加するか、現地で自分で購入するか、決めましょう。


11:00    フローレス観光

14:30    フローレスからバスでティカル国立公園に移動(50Q=750円)

17:00    ティカル入場料(100Q=1500円)、サンライズ(150Q=2250円)

20:00    Hotel Tikal Inn(56ドル+サンライズツアー+夕食+朝食32ドル=9900円)


10日目:2017年7月31日(月)

朝4時からホテル発着のサンライズツアーに参加します。ティカル遺跡でもっとも高い4号神殿に登り、ペテンの広大な森の向こうに、静かに朝陽が登る瞬間を待ちます。日が登ったら、3時間近くかけてグラン・プラザやアクロポリスなど、見所となる神殿を歩いて回ります。スターウォーズの撮影舞台にもなったティカルの森。ジャングルの大自然と古代マヤ文明が絶妙に融合した「ティカル遺跡」まで来るのに時間もお金もかかりますが、全てが報われる瞬間です。


04:00    ティカル遺跡をめぐるサンライズツアー

07:00    ティカル遺跡のハイライト、グラン・プラザ

12:30    ティカル遺跡からフローレスまでバスで移動(50Q=750円)

15:00    フローレスのショッピングセンター、マヤモール(50Q=750円)

20:00    Casa Hunahpu, Santa Elena(37ドル=4200円)


11日目:2017年8月1日(火)

グアテマラ最終日。フローレスを朝一で出発し、首都グアテマラシティへと戻ります。帰国便は夜なので、グアテマラシティを半日観光します。市内中心部の旧歴史地区では、カテドラル、中央公園、中央市場、国立王宮などを効率よく回ります。その後、旅の総集編としてグアテマラ随一の国立博物館と、カルロス・メリダ美術館を回ります。


06:30    ホテルチェックアウト トゥクトゥクで空港へ(20Q=300円)

07:30    フローレス空港発(100ドル=11200円)

08:30    グアテマラシティ空港着

09:00    グアテマラシティ市内観光 タクシーチャーター(50ドル=7500円)

10:00    カテドラル中央公園中央市場

11:00    国立王宮(40Q=600円)

12:00    国立博物館(60Q=800円)

13:00    カルロス・メリダ美術館(40Q=600円) 

14:00    アウロラ国際空港でグアテマラ最後のランチ(39Q=585円)

15:00    アウロラ国際空港のラウンジCopa Club 

16:00    お土産のチョコレート3個購入(15ドル=1700円)

22:00    グアテマラシティ発

05:00    ニューヨーク着(翌8月2日早朝)